【銘柄考察】高配当日本株【4061】デンカ【2022年本決算】 ※2022年8月11日時点考察
デンカは1915年の設立。総合化学品会社で特殊合成ゴムから電子先端部門、ワクチンや検査試薬まで手掛けている事業は多岐に渡ります。
・2022年3月期の売上高は8.6%増の3,848億4,900万円、経常利益は13.5%増の364億7,400万円で着地。
・2023年の配当予想は維持予定となっています。
2022年5月発表時点で
2023年の予想配当金は145円の増配予定となっています。
考察時点での配当利回りは4.42%
配当の部
目立った減配も無く増配傾向で推移しています。配当性向は40%台後半となっている為、EPSが大きく減少するような場面では減配へと直結する可能性もあると見ています。
業績の部
※予想に関しては現在値と出ている予想を基に計算・算出しています
検査試薬等のコロナ関連で業績を伸ばしています。コロナ禍が想像以上に長引いている背景もあり、2023年3月も増収増益予想となっています。
財務の部
自己資本比率は50%台に乗せて来ており問題の無い水準、併せて有利子負債比率も40%台に減少して来ています。
CFの部
営業CFは黒字でしっかりした数字を残し続けています。
過去10年のチャート
※日経スマートチャートプラスより転載
コロナショック時には2,000円台前半で推移し、その後は4,000円台を回復していましたが現在は3500円前後まで下落しています。
すこやか株の方針
コロナの検査試薬による特需の様なイメージを持っていましたが、多角的に経営を進める意図も見られ、見方が変わって来ています。無理に今投資をするつもりはありませんが、大幅な下落時に仕込める可能性のある銘柄として観察を続けたいと思います。
※データの数値は各所サイト様やIR情報を参考に銘柄考察時点でまとめたものになります。参照間違い,自前での表計算上の切り上げ、切り下げを行っておりますので差異等があります。数値の参考、また投資の参考にされる場合は自己責任でお願い致します。
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