【9513】電源開発 J-POWER【2024年本決算】減収減益 ※2024年6月29日時点考察
電源開発は1952年の設立。電気関連事業を経営の柱としており、再生可能エネルギー、火力等の発電が中心。大間原発の建設も手掛けるが遅延。
・2024年の配当予想は維持予定となっています。
2024年5月発表時点で
2024年の予想配当金は100円の維持予定となっています。
考察時点での配当利回りは3.98%
配当の部
直近での減配は無いものの配当金の維持が長い印象です。配当性向は20%台と余裕はまだありそうです。
業績の部
※予想に関しては現在値と出ている予想を基に計算・算出しています
2024年3月期は減収・減益で着地。火力発電所の利用率低下に加えて、豪州連結子会社の石炭販売価格が低下したことによる減益等もあり、大幅な減益となっています。
次期も2024年3月期と同様に火力発電所のトラブル、石炭販売価格の低下により、減収・減益を見込んでいます。
財務の部
自己資本比率は30%台半ばに上昇、有利子負債比率は減少となっていますが、有利子負債額自体はほぼ金額ベースでは変わらない為、金利上昇局面では負債に関して注視が必要となりそうです。
CFの部
営業CFは黒字を安定して維持しています。現金等は一定以上の積み上げがあります。
過去10年のチャート
※日経スマートチャートプラスより転載
コロナショックや資源価格に左右されながらも徐々に上昇して来ていましたが、決算での減収・減益発表により若干下落しています。
すこやか株の方針
保有銘柄の一つとなります。資源価格等に左右される銘柄なので、業績の不安定さは折り込み済みではあります。有利子負債額が有る程度大きな金額ベースとなっている為、金利上昇局面でどのように影響が出るか、注視をして行きたいと思います。
※データの数値は各所サイト様やIR情報を参考に銘柄考察時点でまとめたものになります。参照間違い,自前での表計算上の切り上げ、切り下げを行っておりますので差異等があります。数値の参考、また投資の参考にされる場合は自己責任でお願い致します。
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