【5334】日本特殊陶業【2024年本決算】好決算 ※2024年4月30日時点考察
日本特殊陶業は1936年創立。スパークプラグおよび内燃機関用関連品とニューセラミックおよびその応用商品の製造・販売を行っています。代表的な商品のスパークプラグは世界シェアトップを誇る。
・2024年3月期の売上高は9.2%増の6,144億8,600万円、当期利益は24.7%増の826億4,600万円で着地。
・2024年の配当予想は2円の増配予定となっています。
2024年4月発表時点で
2024年の予想配当金は164円➡166円の増配予定となっています。
考察時点での配当利回りは3.28%
配当の部
配当金は不安定な面もあります。現在は円安の影響もあり直近で大きく増配し、それを維持しています。
業績の部
※予想に関しては現在値と出ている予想を基に計算・算出しています
2024年3月期は増収・増益で着地。自動車産業においてEV関連の勢いが減速し、内燃機関への回帰が見られた点、円安の影響による追い風を受けて大きく受けて業績を伸ばしています。一方でセラミック事業や新規事業では営業損失も計上しており、この辺りの黒字転換を好業績の内に進めて貰いたいところです。
財務の部
自己資本比率は60%、有利子負債比率は20%台半ばと財務状況に問題は無さそうです。
CFの部
営業CFは黒字での推移を継続。現金等は一定以上の積み上げがあります。
過去10年のチャート
※日経スマートチャートプラスより転載
コロナショック時には1,200円台半ばまで下落、その後は業績の伸びを受けて株価は上昇を続けています。
すこやか株の方針
保有銘柄の一つとなります。外的要因による好調とも言えそうな面はありますが、当初想定以上に増配・株価の上昇をしてくれています。今後もしっかりと保持を続けて行きたいと思います。
※データの数値は各所サイト様やIR情報を参考に銘柄考察時点でまとめたものになります。参照間違い,自前での表計算上の切り上げ、切り下げを行っておりますので差異等があります。数値の参考、また投資の参考にされる場合は自己責任でお願い致します。
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