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【4755】楽天 楽天経済圏は安泰なのか?【銘柄考察番外編】

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楽天を取り巻く最近の状況

本日1月14日のニュースで楽天ゴールドカードのSPU倍率を4倍から2倍へと引き下げる発表がありました。年会費の返金も含んでいる様で計画の範囲内でのポイント改定では無いように思われます。

他にも直近ではソフトバンクの元社員が退職直後に楽天モバイルへと転職。退職直前にソフトバンクより5G関連の情報を引き出し楽天側へ持ち出した不正競争防止法違反容疑で逮捕されています。

またNTT・ソフトバンクに続いてauが月額¥2,480(20GB)の新規プランを発表しており、楽天モバイルの優位性が実質的に契約後1年間無料の部分にまで減っています。

私自体は楽天モバイル・楽天銀行・楽天証券・楽天市場を活用しており、楽天経済圏にどっぷりとまでは浸かってはいませんが、半身浴位まではしているのでは無いかと思います。

ポイント事業に関しては楽天経済圏のみで通用するローカルな物です。
しかし対外的に見れば立派な債務なので、自分の生活基盤を楽天に置いている以上はその企業の経営状況ぐらいは理解する努力をした方が良さそうです。

楽天 2020年9月までの業績

2020年1月~9月まではモバイル部門の赤字が大きく拡大しています。これは当然と言えば当然で1年間無料で集客を行っている関係上避けられないものです。しかし問題なのは3大キャリアが楽天の月額料金に合わせる形で値下げプランを発表しており、今後見込まれる予定だった通信料の価格に関しての優位性が失われてしまった事です。
新規ユーザーの囲い込みを続けるのであれば、更なる値下げやポイント還元等何らかの形で対応せざるを得ないとは思いますが、より厳しい経営環境になる事が予測されます。

楽天 2019年までの業績

売上高は急速に拡大を続けています。利益に関しては更なる成長の為に再投資を行うのが常ですが赤字が続くと厳しいのは事実かと思います。今後はモバイル事業に関してどのように対応していくのか注視が必要になりそうです。利益を圧迫しているであろうポイント事業に関しては更なる改悪も考えらるかと思います。

見極めが肝心

そもそも楽天経済圏に生活基盤を移した切っ掛けはネットでの口コミ(主にリベ大の両学長の動画)でした。それなりに楽天経済圏に関して調べてはいたものの楽天に関しての情報自体が不足していたように思います。

楽天経済圏も今は正解かもしれませんが、未来永劫正解とは限りません。
やはり自分で考えて行動するしか無さそうです。

※数値の引用元がIR情報や各種データサイト様を参考にしています。引用間違いや計算間違いもありますので、参考にされる場合は自己責任でお願い致します。

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