【9831】ヤマダHD【2024年本決算】 ※2024年月日時点考察
ヤマダHDは1983年の設立。家電量販で首位に立つ企業で、ヤマダ電機を展開。直近では大塚家具を買収。
・2024年の配当予想は維持予定となっています。
2024年5月発表時点で
2024年の予想配当金は13円の維持予定となっています。
考察時点での配当利回りは2.95%
配当の部
配当は減配もあり不安定な面があります。配当性向は30%台と高くは無い水準ですが、EPSの横這いが続いており中々増配に繋がっていません。
業績の部
※予想に関しては現在値と出ている予想を基に計算・算出しています
2024年3月期は減収減益で着地。主な要因としては、①物価高・実質賃金低下・可処分所得減少による家電をはじめとする耐久消費財の需要減少、②巣ごもり需要の反動減、③コロナ禍からの人流の回復と経済正常化に伴うレジャー・サービスへの消費志向のシフト及び家電量販店への来店客数減少、④暖冬による季節家電の売上不振、⑤住宅事業における販売・利益向上のための営業拠点統廃合等による一時的な販売機会ロスの発生及び営業人員拡充と積極的広告投資による販管費の上昇、⑥海外事業における売上・シェア向上のための大幅な店舗改装並びに広告投資による先行的費用の発生、⑦令和6年能登半島地震をはじめとする自然災害による損失の計上等が挙げられています。
財務の部
自己資本比率・有利子負債比率は共に40%台後半となります。財務上問題のある水準では無さそうですが、金利上昇局面に入って来ている中なので、負債の動向には注視が必要となりそうです。
CFの部
営業CFはほぼ黒字で推移を続けています。現金等は一定以上の積み上げがあります。
過去10年のチャート
※日経スマートチャートプラスより転載
コロナ禍を含めて乱高下を続けており、4~500円内での株価推移が続いています。
すこやか株の方針
利益はしっかりと残しているものの業績は頭打ち感があります。株主優待等も有る為、極端な値下がり時に買う機会があるか?検討する段階に現在は留まります。
※データの数値は各所サイト様やIR情報を参考に銘柄考察時点でまとめたものになります。参照間違い,自前での表計算上の切り上げ、切り下げを行っておりますので差異等があります。数値の参考、また投資の参考にされる場合は自己責任でお願い致します。
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