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【銘柄考察】高配当日本株【3407】旭化成【2023年本決算】赤字転落

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【3407】旭化成【2023年本決算】赤字転落 ※2023年5月14日時点考察

旭化成は1922年の創業。日本の大手総合化学メーカーで化学、住宅から医薬品までグループ会社による事業展開は多岐に渡る。

・2023年3月期の売上高は10.8%増の2兆7,264億円、当期利益は▲913億円の赤字転落で着地。
・2024年の配当予想は維持予定となっています。
※マテリアル関連事業で2577億円の減損損失を計上。

2023年5月発表時点で
2024年の予想配当金は36円の維持予定となっています。
考察時点での配当利回りは3.74%



配当の部

2023年3月は赤字転落となりましたが、配当金に関しては予定通りとしています。株価が下落している関係もあり配当利回りは4%弱まで上昇しています。

業績の部

※予想に関しては現在値と出ている予想を基に計算・算出しています

2023年3月期は増収したものの巨額の減損損失の計上により赤字転落での着地となりました。減損以外の部分でも原材料の高騰、需要低下等の影響もあり減益となっています。次期は黒字転換予定となっています。



財務の部

50%を越えていた自己資本比率は48%まで後退。有利子負債比率も上昇となりましたが、すぐに経営上の危機になる程の水準では無さそうです。

CFの部

営業CFは黒字での推移が続いていますが、大きく減少しています。現金等はある程度の水準は確保されています。

過去10年のチャート

※日経スマートチャートプラスより転載

コロナショック時には600円台まで下落。その後は回復傾向に有ったのですが、赤字転落を受けて下落傾向が続いています。

すこやか株の方針

保有銘柄の一つとなります。赤字転落はポートフォリオより外す検討対象とはなるものの過去の投資経験ではブリヂストンのように立て直しが上手く行く例も見て来ています。
今回は減損損失での赤字転落、経常利益は減益ながらも十分に残っている状況ですので、売却は行わない予定です。今後は体制をしっかりと立て直せるか?要監視を行っていきます。

※データの数値は各所サイト様やIR情報を参考に銘柄考察時点でまとめたものになります。参照間違い,自前での表計算上の切り上げ、切り下げを行っておりますので差異等があります。数値の参考、また投資の参考にされる場合は自己責任でお願い致します。

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