【銘柄考察】高配当日本株【8584】ジャックス【2024年本決算】※１S 下方修正

ジャックス【2024年本決算】※１S 下方修正 ※2024年8月16日時点考察

ジャックスは1954年の設立。クレジット・カード・ファイナンス事業を手掛ける大手信販会社です。

・2024年3月期の売上高は6.5％増の1,847億8,200万円、当期利益は9.8％増の237億7,000万円で着地。
・2024年の配当予想は４０円の減配予定となっています。

2024年8月発表時点で
2024年の予想配当金は２２０円➡１８０円の減配予定となっています。
考察時点での配当利回りは４.８５％
※2024年3月期の配当は記念配当１０円（普２１０円＋記１０円）が含まれています。

2024年3月期までは直近１０年で減配は無く、配当金は増配傾向で推移して来ました。配当性向も３０％台と無理の無い範囲での配当となっていました、しかし2024年8月に下方修正があり配当金は１８０円へと変更されています。

※予想に関しては現在値と出ている予想を基に計算・算出しています

2024年3月期は増収増益で着地。国内事業では一部加盟店で収益基盤の強化として利上げを実施、海外事業ではインドネシア、フィリピン等では回復が見られるもののベトナム経済の景気低迷で厳しい環境が続いています。

※2024年8月に下方修正を発表
ベトナム・インドネシアでの市況低迷により、厳しい事業環境が続いている事が主な下方修正の要因となっています。また、インドネシアにおいて未収債権残高が高止まりしており、貸倒関連費用も増加する見込みです。

金融業なので自己資本比率、有利子負債比率は一般の企業とは全く別物となっています。

営業CFで売上債権の支出計上し財務活動での収入を計上する形となっています。リース会社と極めて似通ったCF構成となっています。

※日経スマートチャートプラスより転載

コロナショック時には２０００円を下回っていた株価はその後上昇を続けていましたが、2024年8月での下方修正発表と日経急落が重なり株価は急落しています。

某ライオン学長が勧めていた株だけの事はあり、業績・配当金・株価共に安定して伸びていました。個人的には株価が伸び過ぎていた為、購入は見合わせていましたが、直近での大幅下落も含めて投資機会があるか注視を続けています。

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※データの数値は各所サイト様やIR情報を参考に銘柄考察時点でまとめたものになります。参照間違い,自前での表計算上の切り上げ、切り下げを行っておりますので差異等があります。数値の参考、また投資の参考にされる場合は自己責任でお願い致します。