【8304】あおぞら銀行【2023年本決算】 ※2023年月日時点考察
あおぞら銀行は1957年の設立。専門性の高い分野への選択と集中を推進。GMOあおぞらネット銀行でネット銀行を展開。配当は日本企業には珍しい四半期毎の配当。
・202年月期の売上高は36%増の1,832億9,200万円、経常利益は84.1%減の73億5,600万円で着地。
・2024年の配当予想は維持予定となっています。
2023年5月発表時点で
2024年の予想配当金は154円の維持予定となっています。
考察時点での配当利回りは5.46%
配当の部
2023年3月期は増配での着地としたものの大きく減益となった事もあり、配当性向が200%と大きく100%を越えています。次期は100%を切る予定とはなっていますが、高い水準にあります。
業績の部
※予想に関しては現在値と出ている予想を基に計算・算出しています
2023年3月期は増収・減益で着地。米国金利の上昇に伴う債権の評価損が大きく影響し、大幅な減益となっています。
財務の部
自己資本比率は2022年3月で7%(2022年の8月に自己資本比率が10%台と公表)ですが、銀行業では顧客からの預金が負債での計上となる為、極端に低い水準ではありません。
CFの部
過去10年のチャート
※日経スマートチャートプラスより転載
2023年3月期は大幅な減益となりましたが、コロナショック時のレベルでの下落は起こらず、株高に押される形で現在は上昇基調にあります。
すこやか株の方針
米国の利上げに伴う債券価格の評価損は少しイレギュラーな部分があったとは思いますが、日本でもゼロ金利政策の見直しを行えば銀行業には追い風になりそうな気配もあります。一時期に比べるとだいぶ株高になってきていますので、現在の状況では銀行業系は投資対象からは外れるセクターと見ています。
※データの数値は各所サイト様やIR情報を参考に銘柄考察時点でまとめたものになります。参照間違い,自前での表計算上の切り上げ、切り下げを行っておりますので差異等があります。数値の参考、また投資の参考にされる場合は自己責任でお願い致します。
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