【銘柄考察】高配当日本株【9531】東京瓦斯 【2022年本決算】 ※2022年4月28日時点考察
・2022年3月期の売上高は21.5%増の2兆1451億円、経常利益は79.8%増の1267億3200万円で着地。
・2023年の配当予想は維持予定となっています。
2022年4月発表時点で
2023年の予想配当金は65円の維持予定となっています。
考察時点での配当利回りは2.78%
配当の部
配当は徐々に増配を続けています。配当性向が上がりつつありましたが、2022年は30%を切る水準となっています。
業績の部
※予想に関しては現在値と出ている予想を基に計算・算出しています
2017年度の電気・ガス小売の自由化による影響は大きかったようで売上高・利益率共に大幅な下落をしています。2022年は増収・増益となりましたが、ウクライナ戦争によるエネルギー関連資源の高騰がどの様な影響がどのように出るか?注視していく必要がありそうです。
財務の部
自己資本比率は40%を割り込んでいます、有利子負債比率が徐々に増加しつつあります。
CFの部
営業CFは一貫して黒字で推移しています。生活インフラ系の企業だけあり、安定感があります。
過去10年のチャート
※日経スマートチャートプラスより転載
2016ー2017年の小売自由化辺りを境に下落。コロナショックでの下落からは未だに回復し切れていません。
すこやか株の方針
前回考察した際はウクライナ戦争の直前でしたが、全く環境が変化してしまいました。天然資源の動きの不透明感は非常に増してしまいました。現段階では無理をしてまで、購入を検討する銘柄では無いと考えています。
※データの数値は各所サイト様やIR情報を参考に銘柄考察時点でまとめたものになります。参照間違い,自前での表計算上の切り上げ、切り下げを行っておりますので差異等があります。数値の参考、また投資の参考にされる場合は自己責任でお願い致します。
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