【9531】東京瓦斯 【2023年本決算】 ※2023年9月6日時点考察
東京瓦斯は1885年の創立。都市ガスの最大手。電力の扱いも行う総合的なエネルギー企業。
・2023年3月期の売上高は52.7%増の3兆2,896億円、経常利益は199.6%増の4,088億円で着地。
・2024年の配当予想は維持予定となっています。
2023年月発表時点で
2024年の予想配当金は維持予定となっています。
考察時点での配当利回りは1.87%
配当の部
2023年3月期は大幅な増益でしたが、配当金には反映されず。一時的な要因として捉えられているようです。配当性向も一気に下がっているので、増配の余地はありそうです。
業績の部
※予想に関しては現在値と出ている予想を基に計算・算出しています
2023年3月期は大幅な増収・増益で着地。資源価格の高騰・為替による影響、コロナによる停滞からの需要回復と様々な要因が追い風となっています。
財務の部
自己資本比率は40%台を回復。有利子負債比率も減少しているのですが、割合が減っていても有利子負債額自体は増加しているので、単純に財務状況が改善したと見る事は出来なさそうです。
CFの部
営業CFは黒字での推移が続いており、現金等も大きく増加しています。
過去10年のチャート
※日経スマートチャートプラスより転載
2021年の年末に2000円を割り込む水準まで下落していましたが、現在は株価が急騰しています。
すこやか株の方針
株価の急騰を受け配当利回りが高配当と呼べる水準には無くなりました。また一時的な要因が大きいとは言え、大きな増収・増益になったにも関わらず、配当金への還元もありませんでした。以上の事から投資対象から完全に外す必要は無いと思いますが、よほどの下落時で無い限り投資先の優先順位としては低くなりそうです。
※データの数値は各所サイト様やIR情報を参考に銘柄考察時点でまとめたものになります。参照間違い,自前での表計算上の切り上げ、切り下げを行っておりますので差異等があります。数値の参考、また投資の参考にされる場合は自己責任でお願い致します。
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