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【銘柄考察】高配当日本株【4634】東洋インキSCホールディングス【2022年決算】

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【4634】東洋インキSCホールディングス【2022年決算】 ※2023年3月14日時点考察

東洋インキSCホールディングスは1896年の創業。印刷インキで国内首位。他にも顔料、樹脂をコア素材と位置付けて展開。

・2022年12月期の売上高は9.7%増の3,159億2,700万円、経常利益は48.8%減の79億600万円で着地。
・2023年の配当予想は維持予定となっています。





配当の部

配当は利回りの高い状態で維持を続けています。しかしEPSは伸び悩んでおり、配当性向は上昇傾向にあります。

業績の部

※予想に関しては現在値と出ている予想を基に計算・算出しています

2022年は売上高は上昇したものの利益は半減、要因としては原材料の高騰が挙げられています。当期純利益は投資有価証券の売却益が計上されており、これが無ければ前年比で大きく落としていたものと考えられます。経常利益率が右肩下がりになっているのが、最も気になる所でしょうか?



財務の部

自己資本費利は50%台、有利子負債比率は30%台後半と問題になりそうな水準では無さそうです。

CFの部

営業CFは黒字を維持しているのですが、減少を続けています。現金等はある程度水準を確保出来ている様です。

過去10年のチャート

※日経スマートチャートプラスより転載

コロナショック近辺での下落から中々抜け出せていません。2,000円前後での推移が続いています。

すこやか株の方針

購入を検討もしていた銘柄なのですが、気になっていた利益率は更に減少してしまっている状況です。情勢による原材料高騰などの部分もありますが、現時点では投資先としては厳しいと見ています。

※データの数値は各所サイト様やIR情報を参考に銘柄考察時点でまとめたものになります。参照間違い,自前での表計算上の切り上げ、切り下げを行っておりますので差異等があります。数値の参考、また投資の参考にされる場合は自己責任でお願い致します。

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