【8410】セブン銀行【2024年本決算】 ※2024年8月25日時点考察
セブン銀行は2001年の設立。コンビニ等に設置されているATM事業、決済口座事業を中心に海外でも事業を展開しています。
・2024年3月期の売上高は27.6%増の1,978億7,700万円、当期利益は69.5%増の319億7,000万円で着地。
・2024年の配当予想は維持予定となっています。
2024年5月発表時点で
2024年の予想配当金は11円の維持予定となっています。
考察時点での配当利回りは3.44%
配当の部
配当は維持が続いています。EPSの伸びが無く横這いが続いており、増配へ転じるには厳しい状況が続いています。
業績の部
※予想に関しては現在値と出ている予想を基に計算・算出しています
2024年3月期は増収増益で着地。第四世代ATMの切り替えが進み、ATMを利用した各種キャッシュレス決済の現金チャージ取引件数が順調に増加。
財務の部
ATMによる事業が主の為か、他の金融機関と比べると自己資本比率は高く、有利子負債比率は低いです。
CFの部
営業CFは黒字を継続、現金等も積み上げられつつあります。
過去10年のチャート
※日経スマートチャートプラスより転載
すこやか株の方針
売上高は伸びているものの、営業利益率は減少を続けています。セブン銀行に関しては主力なっているATM事業がキャッシュレス化が進む世情で将来性が有るのか?ここに尽きると思います。現状では増配出来る状況には無く、個人的には投資先としては厳しいと見ています。
※データの数値は各所サイト様やIR情報を参考に銘柄考察時点でまとめたものになります。参照間違い,自前での表計算上の切り上げ、切り下げを行っておりますので差異等があります。数値の参考、また投資の参考にされる場合は自己責任でお願い致します。
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