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【銘柄考察】高配当日本株【3817】SRA HD【2023年本決算】

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【3817】SRA HD【2023年本決算】 ※2023年6月5日時点考察

SRA HDは1991年の設立。ITコンサルティング、システム構築、運用サービス等を手掛ける企業です。

・2023年3月期の売上高は6.6%増の428億6,400万円、経常利益は11.4%増の72億100万円で着地。
・2024年の配当予想は維持予定となっています。
※2023年3月期に特別損失(投資有価証券評価損、貸倒引当金繰入額等)を▲42億5,500万円計上。当期利益は75.4%減の8億7,900万円となりました。

2023年5月発表時点で
2024年の予想配当金は140円の維持予定となっています。
考察時点での配当利回りは4.50%



配当の部

配当金は増配傾向での推移が続いています。2023年3月期は特別損失の計上もあり配当性向が200%近くまで上昇しています。しかし2024年3月では正常軌道に戻る予想となっています。

業績の部

※予想に関しては現在値と出ている予想を基に計算・算出しています

コロナでの落ち込みから徐々に回復し、2023年3月期は特別損失を除けば増収・増益での着地となりました。経常利益率は10%台を越える高い水準にあります。特別損失の貸倒引当金は中国経済の低迷による業績悪化により債権が焦げ付く可能性を考慮しての計上となっています。また上記計上理由となった会社との資本提携解消による株式売却損も含まれています。



財務の部

自己資本比率は60%台と高めの水準にあり、有利子負債比率は1%台と財務は問題無さそうです。

CFの部

営業CFは黒字での維持が続いており、現金等も徐々に積みあがりつつあります。

過去10年のチャート

※日経スマートチャートプラスより転載

コロナショック時には1,700円台まで下落しています。現在は株価は下落以前の状況まで回復。特別損失の計上はありましたが、底堅く推移をしています。

すこやか株の方針

以前リベ大で紹介されていた銘柄だけあり、投資対象としては適格かと思います。しかしリベ大で紹介される時には株価がそこそこ騰がっており、投資をしないまま現在に至ります。特別損失の計上等、少し不安定な部分も見えるので、投資機会は意外とありそうだと感じている為、今後も監視を続けたいと思います。

※データの数値は各所サイト様やIR情報を参考に銘柄考察時点でまとめたものになります。参照間違い,自前での表計算上の切り上げ、切り下げを行っておりますので差異等があります。数値の参考、また投資の参考にされる場合は自己責任でお願い致します。

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