【9433】KDDI ※2021年5月16日時点考察 本決算
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KDDIは1984年創業。総合通信大手で携帯・光回線で事業を展開しています。
携帯事業のauがサービスブランド名として著名で、沖縄セルラーを傘下に持つ。
2021年5月発表で
2022年の予想配当金は120円➡125円の増配予定となっています。
考察時点での配当利回りは3.54%
配当の部
※予想に関しては現在値と出ている予想を基に計算・算出しています
配当は綺麗な右肩上がりとなっています。EPSも右肩上がりなのは文句の付けようが無いですね。利回りはもう少し欲しい所ですが、この安定感でこの利回りなら贅沢は言えないかもしれません。
業績の部
※予想に関しては現在値と出ている予想を基に計算・算出しています
業績は微増ながらも増加。業績は横ばいに近いのですが、利益率はむしろ上がって来ています。
財務の部
資産も順調に増加しています。日本電信電話と比較して唯一気になる点は有利子負債比率が高い点でしょうか?高いと言っても日本電信電話に対してというだけで、一般的な指標で言えばほぼ問題無い水準と言っても良いと思います。
CFの部
キャッシュフローは桁違いの数字が出ています。現金等しっかり確保してあるので、早々に破綻に至るような事は無さそうです。
過去10年チャート
※日経スマートチャートプラスより転載
コロナショック時には即座に回復。コロナでも影響が低い(むしろ巣ごもりでプラス)との評価でした。
すこやか株の方針
日本電信電話の銘柄考察の際にも書きましたが、その高過ぎる利益率に対して政権交代時の政策の一環として通信料金の値下げ圧力を仕掛けられる程です。
実際に通信料の値下げプランを各社打ち出した形になるので、今期その影響がどのように出てくるかを注視したいと思います。
日本電信電話同様に今後も買い増し予定の銘柄となります。
※データの数値は各所サイト様やIR情報を参考にまとめたものになります。参照間違い,自前での表計算上の切り上げ、切り下げを行っておりますので差異等があります。数値の参考、また投資の参考にされる場合は自己責任でお願い致します。
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