【8306】三菱UFJ FG【2024年本決算】増配 ※2024年5月17日時点考察
三菱UFJ FGは合併・統合・再編を繰り返して来た東京三菱銀行とUFJ銀行が最終的に統合されて設立。日本では3大メガバンク(三菱UFJ・三井住友・みずほ)として知られる。
・2024年の配当予想は9円増配予定となっています。
2024年5月発表時点で
2024年の予想配当金は41円➡50円の増配予定となっています。
考察時点での配当利回りは3.28%
配当の部
今期も増配を継続しています。直近では配当性向も30%台での推移が続いており、無理な配当にはなっていません。
業績の部
※予想に関しては現在値と出ている予想を基に計算・算出しています
2024年3月期は増収・増益で着地。前年の投信解約益剥落や MUFG Union Bank, N.A.の株式譲渡に伴う資金収益の減少があった一方で、各種手数料収入の増加により役務取引等利益の増加、前年の外国債券を中心としたポートフォリオ組換えに伴う売却損の反動によりその他業務利益が、それぞれ増加した事により増益となっています。
財務の部
銀行業は顧客からの預かり金(貯金)が負債として計上されます。このため自己資本比率1桁台ですが異常な数値とはなりません。有利子負債比率は前年の100%の大台から若干減少しています。
CFの部
営業CFは大きく赤転しています。現金等は100兆円を越える水準となっています。
過去10年のチャート
※日経スマートチャートプラスより転載
コロナショック時には400円前後で推移していましたが、現在は大きく株価を上昇させています。
すこやか株の方針
日銀がゼロ金利の解除を発表してから、利上げの恩恵を受けると考えられる銀行業の銘柄は業績・株価を堅調に上昇させています。単純にPERで見れば割安と見れる水準なのですが、株価の波が大きい銘柄ですので、購入するタイミングはしっかりと見極めたと思います。
※データの数値は各所サイト様やIR情報を参考に銘柄考察時点でまとめたものになります。参照間違い,自前での表計算上の切り上げ、切り下げを行っておりますので差異等があります。数値の参考、また投資の参考にされる場合は自己責任でお願い致します。
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