【銘柄考察】高配当日本株【9880】イノテック【2022年本決算】 ※2022年5月15日時点考察
イノテックは1987年の設立。半導体関連の事業に強みがある会社で半導体設計ツール、テスターの開発・販売を主に手掛けています。
・202年月期の売上高は14.5%増の372億3800万円、経常利益は21.3%増の29億8400万円で着地。
・2023年の配当予想は5円の増配予定となっています。
2022年5月発表時点で
2023年の予想配当金は65円➡70円の増配予定となっています。
考察時点での配当利回りは5.28%
配当の部
直近では連続増配が続いており、配当利回りも高配当株と言える水準となっています。
配当性向は30~50%までとバラつきがあります。
業績の部
※予想に関しては現在値と出ている予想を基に計算・算出しています
2022年はメモリー向けテスターの需要が旺盛だったことや半導体設計関連向けソフトウェア、受託サービスが概ね堅調に推移増収・増益となりました。経常利益率は改善傾向に有りましたが、2023年は減益を予想しています。
財務の部
自己資本比率は50%を越えていますが、元々は70%台後半だった事もあり、有利子負債比率が増加傾向に有る点に関しては留意が必要かと思います。
CFの部
営業CFは一貫して黒字で推移しています。現金等も徐々に積み上げつつあります。
過去10年のチャート
※日経スマートチャートプラスより転載
コロナショック時には800円前後で推移。その後は業績の成長に伴い株価は回復しています。
すこやか株の方針
保有銘柄の一つとなります。下落する都度に少しづつ買い増しています。
経常利益率の低さが気になる点ではあるものの、成長は続いており今後にも期待しています。
しかし半導体関連自体は浮き沈みが大きい分野ではあるので、構成割合としては一定程度までと考えています。
※データの数値は各所サイト様やIR情報を参考に銘柄考察時点でまとめたものになります。参照間違い,自前での表計算上の切り上げ、切り下げを行っておりますので差異等があります。数値の参考、また投資の参考にされる場合は自己責任でお願い致します。
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