【5332】TOTO【2023年本決算】 ※2023年8月10日時点考察
TOTOは1917年の創業。トイレ・浴槽・キッチン等の住宅設備機器、ファインセラミックス等の新領域事業を手掛ける。
・2023年3月期の売上高は8.7%増の7,011億8,700万円、経常利益は3.7%減の547億6,000万円で着地。
・2024年の配当予想は維持予定となっています。
2023年5月発表時点で
2024年の予想配当金は100円の維持予定となっています。
考察時点での配当利回りは2.46%
配当の部
高配当株と言っても良いのか微妙な水準ではあります。コロナショック時に大きく減配したもののその後は元の軌道に戻して来ています。
業績の部
※予想に関しては現在値と出ている予想を基に計算・算出しています
2023年3月期は増収・減益で着地。海外住設事業で中国向けが失速し、欧州向けでは営業損失を計上。地域別で好不調が分かれて来ています。
財務の部
自己資本比率は60%を越えており、有利子負債比率は1桁台に減少しています。財務状況は問題になりそうな水準では無さそうです。
CFの部
営業CFは継続して黒字を維持。現金等は一定水準以上の積み上げがあります。
過去10年のチャート
※日経スマートチャートプラスより転載
コロナショック時には3,000円近くまで下落。その後はほぼコロナショック前の水準まで戻していたのですが、現在は下落基調にあります。
すこやか株の方針
高配当株としては配当利回りが少し足りていませんが、知名度・業績の安定性等を考えるとタイミング次第では十分に投資対象となり得ると考えています。現在は下落基調なので、しっかりと監視を続けて行きたいと思います。
※データの数値は各所サイト様やIR情報を参考に銘柄考察時点でまとめたものになります。参照間違い,自前での表計算上の切り上げ、切り下げを行っておりますので差異等があります。数値の参考、また投資の参考にされる場合は自己責任でお願い致します。
コメント