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【銘柄考察 番外編】日本グロース株【9984】ソフトバンクG【2021年本決算】

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【9984】ソフトバンクG ※2021年5月28日時点考察 本決算

前回考察ソフトバンクグループ 本決算次回考察

ソフトバンクグループは1981年の設立。携帯電話大手のソフトバンクを傘下に持つ。近年はファンドによる投資会社としての割合が大きくなっています。

2021年5月発表で
2021年の当期利益は4兆9879億円で黒字転換となっています。

業績の部

※予想に関しては現在値と出ている予想を基に計算・算出しています

2020年は黒字転換となっています。投資利益は税引き前で7兆5,290億円と営業上の利益とは違うエンジンで利益を上げている印象です。
元々業績の波は大きめでしたが近年は投資ファンドによる利益の割合が高くなる関係上、安定した収益からはどんどん離れて行っています。

財務の部

資産は大幅な増加を続けています。ファンドの色合いが強い会社ですが、子会社である携帯電話事業が豊富なキャッシュを生み出していたりと独自の強みも持っています。

CFの部

フリーキャッシュフローは総じて赤字になっており、営業上の稼ぎを投資に振り分けるという分かり易い図式が見えてきます。現金等に関しては豊富にあるようです。

配当の部

※予想に関しては現在値と出ている予想を基に計算・算出しています

配当に関してはおまけ程度の感じです。配当金に回すよりは投資に振り分ける形になるかと思います。

過去10年チャート

※日経スマートチャートプラスより転載

コロナショック時には4,000円を割り込んでいましたが、日経平均の上昇局面の恩恵を最大限に受ける形で一時は10,000円を越える場面もありました。現在は8,000円前半での推移となっています。

高配当株投資を見る視点でソフトバンクGを見て

投資により利益を稼ぎ出している側面が強く正直な所、何を指標にしてソフトバンクGに投資する判断基準にすべきなのか高配当株投資の視点では全く見えて来ません。
日経平均の上昇局面に大きく乗れる銘柄であるので、その部分を見て投資を判断する感じでしょうか?しかし日経平均の下落時には真っ先に売られる銘柄の一つでもあるので、リスクは大である事は間違いないと思います。

※データの数値は各所サイト様やIR情報を参考にまとめたものになります。参照間違い,自前での表計算上の切り上げ、切り下げを行っておりますので差異等があります。数値の参考、また投資の参考にされる場合は自己責任でお願い致します。

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