SBI・S・米国高配当株式ファンド(年4回決算型)とは?
SBI・S・米国高配当株式ファンド(年4回決算型)はシュワブ・米国配当株式ETFに投資を行う形で運用をする分配金アリの投資信託となります。
楽天証券より楽天SCHDが先行して発売されていましたが、資金流入は高配当系の投資信託としては大きくファンド組成3ヶ月で純資産額は1,000億円を集めていました。
SBI証券もファンド組成をするのでは?と見ていましたが、2024年末にファンドを組成。2025年1月末時点で既に純資産額が1,000億円を突破しています。
ファンドの特徴と楽天SCHDとの比較
運用先となっているSCHD(シュワブ・米国配当株式ETF)は米国で配当利回りの高い100銘柄で構成されている【ダウ・ジョーンズUSディビデンド100インデックス】への連動を目指すETFであり、増配率が高い銘柄で構成されているのが特長です。本家のSCHDの経費率0.06%、配当利回り3.72%となっています。
先行している楽天SCHDとの比較となりますが、投資対象はSCHDなので中身は恐らく変わりません。SBI SCHDは後発の強みを活かして経費率を楽天SCHDより低い設定となっています。しかし隠れコストと呼ばれる部分は運用を暫くしないと出て来ないので、変動はあるものと考えられます。
現在はネット証券ではほぼ2強と言って良い2社ですので、運用する銘柄等で片方が先行して人気が出れば合わせて出して来る可能性は高そうです。
販売証券会社 | SBI SCHD | 楽天 SCHD |
経費率 | 0.1238% | 0.192% |
純資産額 | 1,160億円 | 1,331億円 |
配当月 | 3-6-9-12月 | 2-5-8-11月 |
新NISA成長枠 | 〇 | 〇 |
新NISA積立枠 | × | × |
※2025年2月現在 |
楽天SCHDが先行して発売されている関係で純資産額で上回っていますが、SBI SCHDも急速に純資産額を伸ばしています。経費率に差はあるもののそれにより証券会社を選択するようなレベルでは無く、新NISAを開設している証券会社で選択する程度で良さそうです。
2025年1月時点での上位組み入れ10銘柄
金融・ヘルスケアの割合が高い構成となっています。VYM・HDV・SPYDともまた違った特色があります。
すこやか株の方針
2025年の新NISA枠内で投資を開始しています。本来はSBI欧州高配当株に投資をして行く予定だったのですが、想定外に純資産額が伸び悩んだ事もあり、こちらに乗り換えています。
※投資は自己責任でお願いします。
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