【銘柄考察】高配当日本株【6136】OSG【2022年本決算】

【6136】OSG【2022年本決算】 ※2023年4月8日時点考察

株式会社OSGは1963年の設立。精密切削工具の大手で精密機械工具の製造・販売を手掛ける。

・2022年11月期の売上高は13％増の1,425億2,500万円、経常利益は46.5％増の236億4,800万円で着地。
・2023年の配当予想は維持予定となっています。

2023年1月発表時点で
2023年の予想配当金は６０円の維持予定となっています。
考察時点での配当利回りは3.32％

配当性向35％を目途に配当金が決定。コロナショック時には大きな減益の影響で大減配となっていましたが、現在はコロナ前を上回る形で配当金が上昇しています。
配当金の維持には拘らない方針の様で、EPSが大きく落ち込む場合は容赦の無い減配となるようです。

※予想に関しては現在値と出ている予想を基に計算・算出しています

コロナショック時には大きく減収・減益となっていましたが、2022年は景気回復の底堅さを背景に大幅な増収・増益で着地しています。

自己資本比率は７０％を越えと高い水準にあります。対して有利子負債比率は１０％台なので、財務は健全と言えそうです。

営業CFは黒字での維持が続いていおり、現金等も積みあがりつつあります。

※日経スマートチャートプラスより転載

コロナショック時には1,100円間近まで急落。現在は回復しつつありますが、コロナ前の水準にはまだ戻せていません。

景気の影響を大きく受ける企業ですが、コロナ禍でも赤字転落をする事はありませんでした。高配当株としては2020年に大きな減配を記録しており、安定した配当は難しそうです。個人的には投資対象としては十分に検討出来る銘柄と見ているので、投資機会を慎重に見極めたいと思います。

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※データの数値は各所サイト様やIR情報を参考に銘柄考察時点でまとめたものになります。参照間違い,自前での表計算上の切り上げ、切り下げを行っておりますので差異等があります。数値の参考、また投資の参考にされる場合は自己責任でお願い致します。