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【銘柄考察】高配当日本株【4521】科研製薬【2022年本決算】

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【4521】科研製薬【2022年本決算】 ※2022年8月7日時点考察

科研製薬は1948年設立の旧理研グループをルーツとする中堅医薬品企業です。

・2022年3月期の売上高は1.4%増の760億3400万円、経常利益は3.7%減の175億4200万円で着地。
・2023年の配当予想は維持予定となっています。

2022年5月発表時点で
2023年の予想配当金は150円の維持予定となっています。
考察時点での配当利回りは3.93%



配当の部

6期連続で配当維持となっています。配当維持となってはいますが、内容は少しづつ悪くなって来ています。利益率の低下と配当性向の上昇で今後の配当維持も難しくなりそうです。

業績の部

※予想に関しては現在値と出ている予想を基に計算・算出しています

業績は右肩下がりに近い状況が続いています。経常利益率が20%台とだけ切り取ると非常に良い数値に見えるのですが、年々利益率は悪化の一途を辿っています。2023年の予想も厳しいものとなっています。



財務の部

自己資本比率は80%を越える高い水準です。有利子負債比率も2%台と非常に低く、財務状況は良さそうです。

CFの部

営業CFは安定した黒字で推移しています。現金等も積み上げられてはいるものの、業績・利益の低下を見ると上手く資金投下出来ていないようにも感じます。

過去10年のチャート

※日経スマートチャートプラスより転載

コロナショック時に4,000円を割り込んでいます。その後は回復し切れないままで、4,000円を割り込む水準まで改めて下落しています。

すこやか株の方針

一時期は購入の検討もしたのですが、成長性に疑問があったので、そのまま購入は見送っています。財務は非常に健全で配当利回りもほぼ4%と良い要素もあるのですが、業績が落ち続ける状況下が続く限りは、より大きな下落に見舞われたとしても購入はし無さそうです。

※データの数値は各所サイト様やIR情報を参考に銘柄考察時点でまとめたものになります。参照間違い,自前での表計算上の切り上げ、切り下げを行っておりますので差異等があります。数値の参考、また投資の参考にされる場合は自己責任でお願い致します。

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