【7751】 キヤノン【2023年本決算】】 ※2024年2月11日時点考察
キヤノン株式会社は1937年設立。オフィスの複合機、カメラ機器で国内最大手。医療機器も展開。
・2023年12月期の売上高は3.7%増の4兆1,809億円、当期利益は8.4%増の2,645億円で着地。
・2024年の配当予想は10円の増配予定となっています。
2024年2月発表時点で
2024年の予想配当金は140円➡150円の増配予定となっています。
考察時点での配当利回りは3.75%
配当の部
2020年に配当金が半減してから徐々に元の水準に近付きつつあり、100%を越えていた配当性向も50%台と正常な水準に戻って来ています。
業績の部
※予想に関しては現在値と出ている予想を基に計算・算出しています
2023年12月期は増収・増益で着地。円安の追い風を受けつつ業績は伸ばしたものの、中国の市況悪化、インフレによる金融引き締め(利上げ)の影響が懸念材料として挙げられています。
財務の部
自己資本比率は60%台で、徐々に自己資本比率は上昇しつつあります。公表されている連結での有利子負債額が5,173億円(有利子負債依存度9.6%)と比較的に低い水準にあります。
CFの部
営業CFは継続して黒字。現金等も一定水準以上の積み上げがあります。
過去10年のチャート
※日経スマートチャートプラスより転載
コロナショックと業績の急速な悪化により株価は2000円を大きく割り込んでいましたが、現在は業績に改善を受けて上昇基調にあります。
すこやか株の方針
下落時に仕込むのはアリな銘柄かと考えていますが、現時点では配当金を以前の水準まで戻せていません。減配以前から配当性向は高い水準にあり、安定した配当金に関しては疑問符が付きます。
※データの数値は各所サイト様やIR情報を参考に銘柄考察時点でまとめたものになります。参照間違い,自前での表計算上の切り上げ、切り下げを行っておりますので差異等があります。数値の参考、また投資の参考にされる場合は自己責任でお願い致します。
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