【5333】日本碍子【3Q時点考察】 ※2022年3月28日時点考察
日本碍子(日本ガイシ)は1919年の設立。ガイシの世界シェア1位、電力用ガイシとセラミックス事業を中心に事業展開。
2022年1月発表時点で
2022年の予想配当金は30円➡60円へ増配予定となっています。
考察時点での配当利回りは3.39%
配当の部
2021年に大幅な減配をしています。2022年には減配前を上回る増配予定となっています。
配当性向は波があるものの大幅な減配をしなくても維持は出来そうな水準だったのでは無いかと思います。
業績の部
※予想に関しては現在値と出ている予想を基に計算・算出しています
コロナ禍で減収・減益となっていましたが、徐々に回復しつつあります。
経常利益率は10%を越える高い水準で推移しています。海外事業の割合が高い企業なので。為替、原材料高、需給に大きな影響を受ける点に注視が必要となりそうです。
財務の部
自己資本比率、有利子負債比率はどちらも50%台となっています。
CFの部
営業CFは一貫して黒字で推移しています。
過去10年のチャート
※日経スマートチャートプラスより転載
コロナショック後は1,300円前後で推移していましたが、その後株価は回復ショック前の水準を上回っていましたが現在は1,700円台で推移。
すこやか株の方針
シェア世界1位の素材を抱える企業なのですが、2021年の減配が最も気になる所でしょうか?
他にも海外に軸足を大きく置いている点でも、為替、需給の変化による影響は大きそうです。
営業益はしっかりとしている銘柄ですので、業績を見極めつつ下落時を狙っての投資先として検要監視を続けたいと思います。
※データの数値は各所サイト様やIR情報を参考に銘柄考察時点でまとめたものになります。参照間違い,自前での表計算上の切り上げ、切り下げを行っておりますので差異等があります。数値の参考、また投資の参考にされる場合は自己責任でお願い致します。
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