【5333】日本碍子【2023年本決算】減配 ※2023年6月10日時点考察
日本碍子(日本ガイシ)は1919年の設立。ガイシの世界シェア1位、電力用ガイシとセラミックス事業を中心に事業展開。
・2023年3月期の売上高は9.6%増の5,559億4,000万円、経常利益は23.6%減の658億8,700万円で着地。
・2024年の配当予想は16円の減配予定となっています。
2023年5月発表時点で
2024年の予想配当金は66円➡50円の増配予定となっています。
考察時点での配当利回りは2.89%
配当の部
2021年に大きな減配を記録。配当金は純資産配当率3%及び連結配当性向30%程度を目処。EPSにバラつきが大きい為、減配が無い安定した配当は少し難しそうです。
業績の部
※予想に関しては現在値と出ている予想を基に計算・算出しています
2023年3月期は増収したものの減益での着地。エンバイロメント事業(自動車排ガス浄化に係る部品事業)が円安の影響ではプラスの増収、インフレに伴う原材料高騰等で減益となりました。
財務の部
自己資本比率は60%台に到達。有利子負債比率は減少しています。
CFの部
営業CFは黒字での推移が続いています。現金等は徐々に積みあがりつつあります。
過去10年のチャート
※日経スマートチャートプラスより転載
コロナショック後は1,300円前後で推移していましたが、その後株価は回復ショック前の水準を上回っていましたが現在は減益の影響も有ってか日経平均上昇の波には乗れていません。
すこやか株の方針
配当金が少し不安定な部分はあるものの、投資対象としては十分に検討出来る銘柄と考えています。インフレ・景気減速懸念等の厳しい経営環境が続いているので、投資の良い機会が無いか?しっかりと見て行きたいと思います。
※データの数値は各所サイト様やIR情報を参考に銘柄考察時点でまとめたものになります。参照間違い,自前での表計算上の切り上げ、切り下げを行っておりますので差異等があります。数値の参考、また投資の参考にされる場合は自己責任でお願い致します。
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