【4972】綜研化学【2022年度本決算】 ※2022年10月15日時点考察
綜研化学は1948年の創立。アクリル樹脂原料の粘着剤の製造と販売、液晶パネルや自動車等用途は多岐に渡る。
・2023年3月期の売上高は22.7%増の386億3,800万円、経常利益は23.2%減の27億4,400万円で着地。
・2023年の配当予想は10円の増配予定となっています。
2022年5月発表時点で
2023年の予想配当金は75円➡85円の増配予定となっています。
考察時点での配当利回りは4.41%
配当の部
2019年に大きく減配をしていますが、その後は段階的に増配をしています。EPSにはバラつきがある為、配当金に関しては不安定な面も見えます。
業績の部
※予想に関しては現在値と出ている予想を基に計算・算出しています
2022年は大きく増収となりましたが、原材料・原油高等によるコスト増を吸収し切れずに利益を圧迫する結果となっています。
財務の部
自己資本比率は60%台、有利子負債比率は10%前後で安定して推移しています。
CFの部
営業CFは黒字で安定した推移をしており、現金等も積みあがりつつあります。
過去10年のチャート
※日経スマートチャートプラスより転載
コロナショックの際には1,000円を割り込む所まで下落、その後は下落前の水準まで回復しています。
すこやか株の方針
配当金に不安定さはあるものの、コロナ後の成長も見えて来ています。下落時には購入も検討出来る銘柄と考えているので、今後も監視を続けて行きたいと思います。
※データの数値は各所サイト様やIR情報を参考に銘柄考察時点でまとめたものになります。参照間違い,自前での表計算上の切り上げ、切り下げを行っておりますので差異等があります。数値の参考、また投資の参考にされる場合は自己責任でお願い致します。
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