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【銘柄考察】高配当日本株【9142】九州旅客鉄道【2022年本決算】

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【9142】九州旅客鉄道【2022年本決算】 ※2022年6月13日時点考察

九州旅客鉄道は1987年の設立。観光列車、新幹線の運行を行うだけでなく、不動産、ホテル業や外食など経営の多角化を図る。

・2022年3月期の売上高は12.1%増の3295億2700万円、経常利益は黒字転換の92億3700万円で着地。
・2023年の配当予想は維持予定となっています。

2022年5月発表時点で
2023年の予想配当金は93円の維持予定となっています。
考察時点での配当利回りは3.45%



配当の部

配当金は93円ラインを維持しています。2021年は赤字、2022年は配当性向が100%越えと相当に厳しい状況となっています。しかしコロナによる行動制限の緩和で、回復軌道に乗りつつあります。

業績の部

※予想に関しては現在値と出ている予想を基に計算・算出しています

2022年は黒字転換をしていますが、数値的には厳しい状況が続いています。コロナがこのまま終息に向かうのか?未知数ではありますが、世界的な流れとしては行動制限の大幅な緩和が続いているのは、追い風になりそうです。



財務の部

コロナ禍で大きな減収・減益に見舞われています。自己資本比率は50%台を割り込み40%台前半まで低下しました。有利子負債比率は20%台での推移から上昇が続いており、80%台まで上昇しています。今後の業績回復で負債の圧縮をしていけるのか?注視したいと思います。

CFの部

営業CFは2021年に赤字転落をしています。現金等は長期借入金・社債の発行等で大幅に増加しています。

過去10年のチャート

※日経スマートチャートプラスより転載

コロナショック時には2,000円付近まで下落。業績の回復を受けて株価は上昇しつつありますが、未だにコロナ前の水準には戻せていません。

すこやか株の方針

ここ2年がコロナによるイレギュラーと捉えれば、赤字=投資不適格で片付ける訳にはいかない銘柄かと思います。しかしコロナの様な事態もリスクとしては有る事も考慮しなければならないのもまた事実です。現在は投資の予定はありませんが、監視銘柄としてチェックは続けて行きたいと考えています。

※データの数値は各所サイト様やIR情報を参考に銘柄考察時点でまとめたものになります。参照間違い,自前での表計算上の切り上げ、切り下げを行っておりますので差異等があります。数値の参考、また投資の参考にされる場合は自己責任でお願い致します。

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