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【銘柄考察】高配当日本株【8020】兼松【2023年本決算】

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【8020】兼松【2023年本決算】 ※2023年5月29日時点考察

兼松は1889年の創業。老舗の商社で電子・IT関連事業から食品、鉄鋼・プラント事業まで様々な事業を手掛けています。※2023年に兼松サステックと兼松エレクトロニクスの公開買い付けを行い完全子会社化。

・2023年3月期の売上高は18.7%増の9,114億800万円、当期利益は16.2%増の185億7,500万円で着地。
・2024年の配当予想は15円の増配予定となっています。

2023年5月発表時点で
2024年の予想配当金は75円➡90円の増配予定となっています。
考察時点での配当利回りは4.85%



配当の部

配当金は増配傾向での推移が続いています。配当性向は30%台前半と無理の無い範囲での配当となっています。

業績の部

※予想に関しては現在値と出ている予想を基に計算・算出しています

2023年3月期は増収・増益で着地。原油価格の高騰によるエネルギー事業を中心に増収。他事業においても価格上昇を追い風に業績を伸ばす結果となっています。



財務の部

自己資本比率は20%を割り込んでおり、有利子負債比率は100%から一気に190%台まで増加しています。これは完全子会社化の為の公開買い付けによる短期借入金の増加によるものが主な要因となっています。今後は有利子負債の動向を注視する必要がありそうです。

CFの部

営業CFは赤転しています。現金等は一定水準を確保していますが、前期より減少しています。有利子負債同様に営業CFの今後の動向にも注視する必要がありそうです。

過去10年のチャート

※日経スマートチャートプラスより転載

コロナショック時には900円台まで下落。現在はコロナショック前の水準を回復し、更に上昇基調にあります。

すこやか株の方針

保有銘柄の一つとなります。公開買い付けによる完全子会社化には驚きましたが、2社とも手堅い会社だったので、今後の兼松の伸びに期待したい所です。しかし短期的には公開買い付けにより有利子負債額が急上昇しているので、こちらは定点観測が必要になりそうです。

※データの数値は各所サイト様やIR情報を参考に銘柄考察時点でまとめたものになります。参照間違い,自前での表計算上の切り上げ、切り下げを行っておりますので差異等があります。数値の参考、また投資の参考にされる場合は自己責任でお願い致します。

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