【8424】芙蓉総合リース【2022年本決算】 ※2022年10月28日時点考察
芙蓉総合リースは1969年の設立。日本の大手総合リース会社で事務機器、情報関連と不動産関連のリースに強み。みずほ系。
・2022年3月期の売上高は11.1%減の6,578億4,700万円、経常利益は9.8%増の527億2,300万円で着地。
・2023年の配当予想は31円の増配予定となっています。
2022年5月発表時点で
2023年の予想配当金は285円➡316円の増配予定となっています。
考察時点での配当利回りは3.91%
配当の部
配当金は綺麗な右肩上がりでの推移を継続しています。配当性向が徐々に上がりつつは有りますが、まだ20%台半ばと無理な配当では有りません。
業績の部
※予想に関しては現在値と出ている予想を基に計算・算出しています
業績では減収となっていますが、会計方針の変更による減少となっており、旧会計基準では7.9%増の7,987億。業績は安定した成長で推移しています。
財務の部
自己資本比率、有利子負債比率は一定水準で推移しており、安定しています。
CFの部
リース資産を先行して投資して購入(営業CFがマイナス)になり財務CFでキャッシュを回収する流れとなるのが常ですが、リース資産の売却、CP(コマーシャルペーパー)による資金調達が減少した事により逆転しています。
過去10年のチャート
※日経スマートチャートプラスより転載
コロナショック時には5,000円を切る水準まで下落していましたが、安定した業績を受け回復。現在は8,000円前後で推移しています。
すこやか株の方針
2022年の年初の下落時に東京センチュリーとどちらを購入するか迷いましたが、取り急ぎは下落幅の大きかった東京センチュリーを購入しています。業績の安定度とは違い、景気敏感株の一つなので、下落する機会をしっかり待ちたいと思います。
※データの数値は各所サイト様やIR情報を参考に銘柄考察時点でまとめたものになります。参照間違い,自前での表計算上の切り上げ、切り下げを行っておりますので差異等があります。数値の参考、また投資の参考にされる場合は自己責任でお願い致します。
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