【8898】センチュリー21・ジャパン【2022年本決算】 ※2022年4月27日時点考察
センチュリー21・ジャパンは1983年の設立。アメリカの不動産仲介企業が大本となっており、フランチャイズとしてセンチュリー21ジャパンとして展開。FC加盟料が収益の柱となっています。伊藤忠が筆頭株主。
・2022年3月期の売上高は3.63%減の37億2687万円、経常利益は10.57%減の9億1400万円で着地。
・2023年の配当予想は維持予定となっています。
2022年4月発表時点で
2022年の予想配当金は45円の維持予定となっています。
考察時点での配当利回りは4.39%
配当の部
配当性向が元々高い傾向にあり、2020年には減配となっています。2023年の配当の予想は維持予定となっていますが、厳しい状況が続きそうです。
業績の部
※予想に関しては現在値と出ている予想を基に計算・算出しています
大きく崩れてはいませんが減収・減益が続いています。2023年は増収・減益予想となっており、トンネルから抜け出すのは容易では無さそうです。
まだ高い水準にある経常利益率も下落が続いているのは大きな留意点として見ています。
財務の部
自己資本比率は80%越えと非常に高い水準を維持しています。
CFの部
営業CFは一貫して黒字で推移をしています。
過去10年のチャート
※日経スマートチャートプラスより転載
業績が下落傾向に有るのを反映してか、コロナショック以後ほぼ同じ水準で推移を続けています。今回の減収・減益も折り込み済みなのか驚くほど翌日の相場でも動きは大きくありませんでした。
すこやか株の方針
すこやか株の構成銘柄の一つなのですが、厳しい決算が続いています。
利益率の高さと財務状況を考えると早々に倒産をするような企業では無いと思うので、長い目で保有を続けたいと考えています。
※データの数値は各所サイト様やIR情報を参考に銘柄考察時点でまとめたものになります。参照間違い,自前での表計算上の切り上げ、切り下げを行っておりますので差異等があります。数値の参考、また投資の参考にされる場合は自己責任でお願い致します。
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