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【銘柄考察】高配当日本株【4503】アステラス製薬【2024年本決算】大幅減益

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【4503】アステラス製薬【2024年本決算】 ※2024年5月31日時点考察

アステラス製薬は1923年の創業。2005年に旧山之内製薬と旧藤沢製薬の合併により設立されています。医薬品では国内2位の企業で医薬品の販売、輸出入を手掛けています。

・2024年3月期の売上高は5.6%増の1兆6,036億円、当期利益は82.7%減の170億円で着地。
・2024年の配当予想は4円増配予定となっています。

2024年4月発表時点で
2024年の予想配当金は70円➡74円の増配予定となっています。
考察時点での配当利回りは4.73%



配当の部

連続増配を継続しています。しかし前期に続き配当性向は100%を越える状況が続いています。

業績の部

※予想に関しては現在値と出ている予想を基に計算・算出しています

2024年3月期は増収・減益で着地。大幅減益の要因として円安による為替の影響が大きく、また遺伝子治療プログラムAT808の資産価値の見直しに伴う無形資産の減損損失(399億円)等も響いています。



財務の部

自己資本比率は前期の60%台から40%台まで減少、有利子負債比率も1桁台から50%台後半まで一気に上昇しており、今後の推移に注視する必要がありそうです。

CFの部

営業CFは黒字を維持していますが、前期より黒字幅大きく減少。現金等は一定金額が確保されています。

過去10年のチャート

※日経スマートチャートプラスより転載

2期連続での減益(2024年3月期は大幅減益)の影響によりコロナショック時に近い水準まで株価が下落しています。

すこやか株の方針

優良な高配当株として認識していましたが、業績は大きく後退、配当金は維持しているものの配当性向は100%を大きく越えています。財務も自己資本比率の縮小と有利子負債比率の増加と注視が必要な状況になっています。株価はコロナショック時並みに下落しているので、投資対象となり得るか慎重に検討しています。

※データの数値は各所サイト様やIR情報を参考に銘柄考察時点でまとめたものになります。参照間違い,自前での表計算上の切り上げ、切り下げを行っておりますので差異等があります。数値の参考、また投資の参考にされる場合は自己責任でお願い致します。

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