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楽天証券でBDC銘柄ARCCの新規購入が停止に・・・とりあえず46株を増資

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ARCCとは

エイリス・キャピタル (Ares Capital Corporation) 米国の投資管理会社。
中規模企業の債券および株式を中心に投資を行っている企業。

BDC銘柄(Business Development Companies)の中では規模の大きい企業の一つであり、投資家へ収益の90%を配当還元する事により法人税の優遇措置を受けています。

BDC銘柄の特徴として極めて利回りの高い高配当を誇る

法人税の優遇措置の関係上、株主還元は異常な程に高いです。

実際にARCCでは直近の配当利回りで8.04%と非常に高い利回りとなっています(コロナショック時に仕込んでいれば10%台後半)

デメリットはリスクの高さ

利回りが高いという事は当然リスクが高くこの点は大きなデメリットと言える面になるかと思います。具体的には投資先の企業は上場企業のような所ばかりでは無く、どこに投資を行っているのかが不透明な部分があり、貸付けの回収が突如困難になるような場面が来てもおかしくはありません。

また収益90%が配当に回る仕組みとなっている為、株価の上昇は構造上し辛くキャピタルゲイン狙い向きではありません。超景気敏感株とも言えるので、コロナショックの際には実に7割近い下落を記録しています。

リーマンショック・コロナショックでは死なず

これだけリスクの塊の様な銘柄なのですが、リーマンショック・コロナショックを経験し、乗り越えています。

過去のショックを乗り越えたからと言って、今後のショック等を越えられる保証にはなりませんが一つの目安にはなるものと考えています。

すこやか株としてはリスク許容度の範囲内で付き合いたい銘柄

上記で説明して来た通り相当ピーキーな銘柄として見ています。配当利回りはもちろん魅力的ではありますが、いつ株自体が吹き飛んでもおかしくは無いと割り切る事も必要になってくる銘柄かと思います。

個人的には米国株の中でも保有割合は10%未満に抑える(日米の個別株全体の資産で考えれば3%程の保有率としています)事により、ARCCと心中にはならないようにしています。

虎視眈々と暴落する機会を窺って来たのですが、購入自体が出来なくなってしまうのであれば、止むを得ません。国内債券に変えていた分を換金し今回の購入原資へと充てました。

結果としては46株(10万円弱の)の購入となっており、ポートフォリオ内での存在感も決して小さいものではありません。配当金を期待しつつ、いつかクラッシュするかもしれない爆弾とを同時に手に入れた様な心境です。

※投資は自己責任でお願いします。

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