【銘柄考察】高配当日本株【4503】アステラス製薬【2023年本決算】

【4503】アステラス製薬【2023年本決算】 ※2023年5月11日時点考察

アステラス製薬は1923年の創業。2005年に旧山之内製薬と旧藤沢製薬の合併により設立されています。医薬品では国内2位の企業で医薬品の販売、輸出入を手掛けています。

・2023年3月期の売上高は17.2％増の1兆5,186億円、当期利益は20.4％減の987億1,400万円で着地。
・2024年の配当予想は１０円の増配予定となっています。
※2022年第4四半期に５８０億円の減損損失を計上

2023年4月発表時点で
2024年の予想配当金は６０円➡７０円の増配予定となっています。
考察時点での配当利回りは３.４２％

配当金は綺麗な右肩上がりが続いていますが、2023年3月期は期末の減損損失の計上もあり、配当性向は１００％を越えています。次期は５０％台の予想となり、正常軌道に戻る予定です。

※予想に関しては現在値と出ている予想を基に計算・算出しています

2023年3月期は580億円の減損損失を計上。利益率が１０％を切る水準まで減少。次期は一気に利益率が改善される予定を掲げています。

自己資本比率は６０％台とある程度高い水準にあります。

営業CFはしっかりと黒字を残し続けています。現金等は一定水準での維持が続いています。

※日経スマートチャートプラスより転載

コロナショック時には1,400円を割り込む場面もありましたが、現在はコロナショック前の水準まで回復しています。

国内2位の規模の製薬会社だけあり、業績は安定しています。投資先としては十分に検討出来る銘柄として考えています。株価自体は波のある銘柄ですので、下落時にはしっかりと仕込めるように監視を続いたいと思います。

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※データの数値は各所サイト様やIR情報を参考に銘柄考察時点でまとめたものになります。参照間違い,自前での表計算上の切り上げ、切り下げを行っておりますので差異等があります。数値の参考、また投資の参考にされる場合は自己責任でお願い致します。