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【銘柄考察】高配当日本株【2670】エービーシー・マート【2022年本決算】

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【2670】エービーシー・マート【2022年本決算】 ※2022年4月14日時点考察

エービーシー・マートは1985年の設立。靴の小売チェーン国内大手で海外は韓国を中心に展開。開発から販売を一括管理(SPA方式)で手掛けており、高品質、低価格、高収益が強み。

・2022年2月期の売上高は10.8%増の2439億4600万円、経常利益は32.8%増の282億6000万円で着地。
・2023年の配当予想は維持予定となっています。

2022年4月発表時点で
2023年の予想配当金は170円の維持予定となっています。
考察時点での配当利回りは3.51%



配当の部

配当金額は維持が続いています。2022年は増収・増益だったもののEPSは減少し配当性向が80%まで上昇しています。配当金の維持を考えると株主優待の廃止は自然の流れだったのかもしれません。

業績の部

※予想に関しては現在値と出ている予想を基に計算・算出しています

2022年2月期の売上高・経常利益は増収・増益となりました。2023年はコロナ前に近い売上高水準を予想していますが、経常利益は戻せていません。売上高の水準に比して利益率が低下しているのはやはり気になる所です。今後は原材料費が騰がる事を考えると利益率を上げるのは容易では無さそうです。



財務の部

自己資本比率は80%台後半と非常に高い水準です。自然と有利子負債比率も低く財務状況は良さそうです。

CFの部

利益率の関係で右肩上がりとはなっていませんが、一貫して営業CFは黒字で推移しています。現金等は積み上げ続けています。

過去10年のチャート

※日経スマートチャートプラスより転載

コロナショック時の下落からは元の株価まで戻せていません。純粋に業績が戻せていない事を考えると当然と言えるかもしれません。

すこやか株の方針

すこやか株のポートフォリオ構成銘柄の一つとなります。コロナ禍より業績を徐々に元の軌道に戻しつつあります。しかし利益率は低下したままとなっており、この点に関しては今後の配当金に直結して行きそうな留意点なので注視をして行きたいと思います。

※データの数値は各所サイト様やIR情報を参考に銘柄考察時点でまとめたものになります。参照間違い,自前での表計算上の切り上げ、切り下げを行っておりますので差異等があります。数値の参考、また投資の参考にされる場合は自己責任でお願い致します。

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