【4732】ユー・エス・エス ※2021年5月14日時点考察 本決算
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ユー・エス・エスは1980年設立。中古自動車のオークションの運営の草分け的な存在でオークション業界におけるシェアは35%を占める。
直近で子会社化した2社(JAAとHAA神戸)に係る特別損失217億円を計上。
2021年5月発表で
2022年の予想配当金は55.5円➡58.4円の増配予定となっています。
考察時点での配当利回りは3.09%
配当の部
※予想に関しては現在値と出ている予想を基に計算・算出しています
右肩上がりでの増配を続けています。配当性向が357%と異常値が出ていますが、これは特別損失により、利益がほぼ消失した為によるものと考えられます。来期予定では元の水準に戻る予想となっています。
業績の部
※予想に関しては現在値と出ている予想を基に計算・算出しています
他社では見た事の無い経常利益率となっています。しかしEPSに直結している訳でも無さそうなので、この辺りの指標の関連に関しては更なる勉強が必要となりそうです。
財務の部
自己資本比率は80%越えと非常に高い水準です。有利子負債比率も低水準となっており、問題は無さそうです。
CFの部
キャッシュフロー・現金同等物も安定しており問題は無さそうです。
過去10年チャート
※日経スマートチャートプラスより転載
コロナショック時には1500円を大きく割り込む場面もありましたが、ショック前の水準まで戻しています。特別損失に関しては当然ながらネガティブな反応で、2000円を割り込む状況です。
すこやか株の方針
特別損失があったものの直ぐに経営が傾く事は無さそうな業績・財務状況です。配当利回りがそこまで高く無い状況ですので、株価を見極めながら機会を伺いたいと思います。
※データの数値は各所サイト様やIR情報を参考にまとめたものになります。参照間違い,自前での表計算上の切り上げ、切り下げを行っておりますので差異等があります。数値の参考、また投資の参考にされる場合は自己責任でお願い致します。
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