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【銘柄考察】高配当日本株【4042】東ソー【2023年本決算】

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【4042】東ソー【2023年本決算】 ※2023年6月5日時点考察

東ソーは1935年の設立。クロル・アルカリ事業・石油化学事業・機能商品事業を展開。苛性ソーダ、塩ビの大手で、機能商品事業(エチレンアミンはアジア一位の生産力)を強化。

・2023年3月期の売上高は15.9%増の1兆643億円、経常利益は43.9%減の899億円で着地。
・2024年の配当予想は維持予定となっています。

2023年5月発表時点で
2024年の予想配当金は80円の維持予定となっています。
考察時点での配当利回りは4.94%



配当の部

増配傾向での推移が続いています。EPSは不安定な面があり、配当性向も直近では高い傾向にあります。

業績の部

※予想に関しては現在値と出ている予想を基に計算・算出しています

2023年は増収・減益での着地。原材料価格の高騰により増収となりましたが、販売価格上昇分を上回る形で利益が圧迫された事により大きく減益となっています。また当期利益では子会社の減損損失の計上もあり前期より利益が半減しています。



財務の部

2009年に赤字転落して以降は着実に回復から増益の傾向を維持しています。一時は200%を越えていた有利子負債比率も現在は20%まで減少しています。

CFの部

2023年3月期は営業CFが赤字転落をしています。主な要因は利益の減少、棚卸資産の増加、法人税の支払い増加等となっています。現金等も前期より大きく減少しています。

過去10年のチャート

※日経スマートチャートプラスより転載

コロナショック時には1,000円近くまで急落、その直後にはコロナ前の水準まで回復していましたが、業績の悪化を受けて株価も下落しています。

すこやか株の方針

原材料価格等に業績が左右される部分が大きく、不安定な面もあります。しかし2009年の赤字転落じより、有利子負債比率の減少が続いている点、配当金が増配傾向で推移しており、投資対象としては検討出来る銘柄と考えています。

※データの数値は各所サイト様やIR情報を参考に銘柄考察時点でまとめたものになります。参照間違い,自前での表計算上の切り上げ、切り下げを行っておりますので差異等があります。数値の参考、また投資の参考にされる場合は自己責任でお願い致します。

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