【4042】東ソー ※2021年12月4日時点考察
東ソーは1935年の設立。クロル・アルカリ事業・石油化学事業・機能商品事業を展開。苛性ソーダ、塩ビの大手で、機能商品事業(エチレンアミンはアジア一位の生産力)を強化。
2021年11月発表で
配当金は60円の維持予想となっています。
考察時点での配当利回りは3.61%
配当の部
※予想に関しては現在値と出ている予想を基に計算・算出しています
配当金は徐々に増加して来ています。配当性向も上がっては来ているものの30%前後での推移と余裕がありそうです。
業績の部
※予想に関しては現在値と出ている予想を基に計算・算出しています
売上高には波があるものの、完全な下落傾向での推移とはなっていません。これは原材料の価格、為替により大きく影響を受ける面が大きいようです。この辺りの事情は企業努力ではどうにもならない部分があり、不透明な要素と言えるかもしれません。
財務の部
自己資本比率は60%台と高い水準ですが。10年ほど前は20%台だった所から、有利子負債比率を徐々に圧縮して現在の水準となっています。コロナショックによる影響でも負債が大きく増える形にはなっていないのを見る限り、財務状況が相当改善されているようです。
CFの部
営業CFは黒字で推移しています。現金等も徐々に積み上げられてきています。
過去10年チャート
日経スマートチャートプラスより転載
コロナショック前の水準には完全に戻していましたが、オミクロン株の影響で一時的に大きな下落となっています。
すこやか株の方針
2009年に赤字転落して以降は着実に回復から増益の傾向を維持しています。一時は200%を越えていた有利子負債比率も現在は20%まで減少しており、堅実な経営をしているのが窺えます。気になる点としては原材料と為替の影響を受け易い点で、この部分に関しては企業努力でどうにもならない部分と言えそうです。
購入は十分に検討出来る銘柄かとは思いますが、焦って買う程では無いと考えています。業績に波が有るのは間違いないので、急落するような場面で仕込む銘柄候補としてチェックしていきます。
※データの数値は各所サイト様やIR情報を参考に銘柄考察時点でまとめたものになります。参照間違い,自前での表計算上の切り上げ、切り下げを行っておりますので差異等があります。数値の参考、また投資の参考にされる場合は自己責任でお願い致します。
コメント