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【銘柄考察】高配当日本株【9743】丹青社【2024年本決算】

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【9743】丹青社【2024年本決算】 ※2024年3月18日時点考察

丹青社は1959年創立。ディスプレイの企画提案、設計の大手。『空間』をキーワードにニーズに合わせた集客の企画、デザインを手掛ける。

・2024年1月期の売上高は26.4%増の812億円、当期利益は502.7%増の27億7,100万円で着地。
・2024年の配当予想は維持予定となっています。

2024年3月発表時点で
2024年の予想配当金は30円の維持予定となっています。
考察時点での配当利回りは3.13%



配当の部

前期とは違い配当性向は50%台まで減少しています。配当金はコロナショック時に大幅な減配をしてから以前までの水準には戻すことが出来ていません。

業績の部

※予想に関しては現在値と出ている予想を基に計算・算出しています

2024年1月期は大幅な増収・増益で着地。コロナ禍よりようやく回復しつつあります。インフレ・人件費の上昇・界内での競争の激化に伴い利益率は悪化。元々利益率が高いとは言えない銘柄でしたが、現在の営業利益率は5%を割り込む水準となっており、厳しい経営環境状況が続いています。



財務の部

自己資本比率は60%台、有利子負債比率は0%と財務状況は問題無さそうです。

CFの部

営業CFはしばしば赤字に転落しています。現金等は豊富に確保してあり、コロナ禍で業績不振の中でも、有利子負債をそこまで増やす事も無く、厳しい期間を乗り越えています。

過去10年のチャート

※日経スマートチャートプラスより転載

コロナショック時に下落した水準から株価は回復し切れていません。

すこやか株の方針

元々は少数の株数を保有しておりましたが、減配に加えて業績が沈んでいた事もあり、ほぼ±0で売却をしています。東京五輪やコロナの行動制限緩和ですぐに回復すると見込んでいた所、まるで回復する兆候が見えず手放したのですが、遅れ気味に業績は回復して来ています。しかし営業利益率の低下とEPSが伸びて来ない面を考えると個人的な投資基準は満たせていません。

※データの数値は各所サイト様やIR情報を参考に銘柄考察時点でまとめたものになります。参照間違い,自前での表計算上の切り上げ、切り下げを行っておりますので差異等があります。数値の参考、また投資の参考にされる場合は自己責任でお願い致します。

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