今回のJTの配当金減配を受けて1959円で損切り!
JTの減配に関してはこちらで書いていますが、色々と考えた結果全て売却(売り注文時点では含み益アリ)致しました。
※全てと言っても15株3万円相当です
何故?JTの売却を決めたのか?
JTと言えば高配当株の中では筆頭候補の一つと言っても過言では無いでしょう。
減配とは言え基本ガチホのハズなのに何故売ったのか?を書いて行こうと思います。
理由① 売上が完全に頭打ち
ここはもうシンプルにいくら売り上げ高が大きくても売上高が下がり続けて行く企業はやがて衰退して行きます。株とは未来を買うもの。
様々な上場廃止銘柄の考察もして来ましたが、売上高の減少は上場廃止銘柄の共通項です。
理由② 高配当株なのに減配
元々配当性向の高い銘柄だったので、嫌な予感はしていたのですが案の定減配となってしまいました。今期の減配予定となった配当金額でもなお配当性向は90%越えと更なる減配にも繋がりかねません。ズルズルと減配が続く可能性も考慮しました。
理由③ たばこ産業への風当たりが強過ぎる・・・
最大の理由はこれです。世界的に見ても喫煙者に対する風当たりの強さは尋常一様なものではありません。東京五輪を控えて(開催するかは定かではありませんが)この動きは更に加速しました。
私の勤め先の喫煙所は敷地内でもどんどんと僻地へと追いやられていくのも見ています。
高配当株投資の難しさ
今は高配当株投資にとって厳しい面をコロナによって見せつけられている感じがします。
高配当株はバリュー株的な要素も併せ持つ面が大きく、コロナ前までの株価水準にすら回復していないのが大多数です。
そこに加えて実態経済の悪さは深刻で、特に業績は株価と違ってよりシビアな結果が出ています。
そうしたシビアな業績の中から配当金額に回す資金はあからさまに目減りしています。
こうした中でいかにポートフォリオの健全性を保つか?
ここが分かれ道になって来そうです。
売るタイミングに関しては大失敗・・・猛省せよ!
1980円程の平均単価で保有していたJT株ですが、減配発表の2月9日は2150円で引けていました。
それを見て夜の段階で売り注文を出していたのですが、同じような注文が殺到していた様で寄り付きでは大幅に下がってしまい結局1959円で売却、しかし昼頃には2000円近くまで回復。
落ちるのが分かっていて売ってしまうとは・・・買戻しが入るのも十分に分かっていたのに目の前の数字に踊らされる結果となってしまいました。
株価が暴落してもパニック売りはしない自信が有ったのですが、結果としては同じような事をしてしまいました。
密かに買い戻す計画も・・・
未来は誰にも読む事は出来ません。もしかしたらV字回復を成し遂げて、また配当金をしっかり出してくれるかも分かりません。
暫く様子を見て、将来性を感じたら安価で仕込んで買い戻そうと思います。
※投資は自己責任でお願い致します!
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