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貯蓄0円体質だった30代会社員 資産形成するまでの道のり

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貯蓄0円体質の会社員が資産形成出来た6つの要因

①どんな形でも良いのでお金に興味を持つ
②強制的に毎月積立をする
用途によって通帳を分ける
④給与が出たら先取りで他の通帳に資金を移動してしまう
⑤簡単に使えないように他の金融資産に変換する
⑥浪費を減らす(先取り貯金で強制的に減らす)

無計画・無頓着が生む貯蓄0円

30代半ばで転職する前の私はとにかく浪費を繰り返し続けるだけの生活をだらだらと続けて来てしまっていました。(現在は40代になりました)

幸いにも借金・ギャンブルは嫌いだったので、マイナスに突入する事は無かったものの、何故こんなにもお金に無頓着だったのか?今となっては不思議でなりません。

仕事をし、毎月当然のように給料が支払われている状況に慣れ切ってしまっていたのかもしれないです。一時的に現金をタンス預金していた時期があったものの長くは続けられませんでした(200万円ぐらいで、満足してしまったのもあります。しかしその現金と退職金で1年半の無職期間に耐える事は出来ましたが・・・)

今はようやく300万程まで資産と呼べるものを積み上げる事が出来ました。年齢に比して考えれば笑われるような金額かもしれない、しかし今まで0だったものを1に変える事が出来たのは最も大きな事では無いかと思います。



①お金に興味を持つきっかけ

お金に興味を持つ切っ掛けになったのは転職して事務職を務める関係で給与計算を行うようになり、如何に自分自身が給料に対して無関心だったかを思い知ったからです

健康保険・厚生年金・雇用保険・所得税・住民税・・・他にも会社で控除される存在を理解する必要があり、何処に?幾らぐらい?何の為に払っているのか?を少しづつ理解して行く事が出来ました。

また職場で使っている給与ソフトが不完全な為、残業代や日割り計算をエクセルで表計算する式を組みながら算出の仕方を自分で考えたり、給料に関して質問があった場合に説明出来るように給与規定を読み込んだりと、これ以上無いぐらいに給与に触れる事が出来たのも大きかったと今では思います。

これに加えて今まで何の為にやっているのか全く分からなかった年末調整の処理を行う側になり、最初は覚えるのに必死だっただけでしたが、徐々に理解してくると100人分の年末調整の中には様々な控除方法や控除対象があるという事を具体的な数字と共に触れる事が出来たのが非常に幸いでした。

これだけ刺激を受ければお金に対する考え方を変えるのには十分過ぎました。

②強制的に毎月積み立てる仕組み

年末調整による控除によって税負担の軽減に興味を持ち始めた矢先に仕事先でお世話になっている信用金庫の次長さんより積立型の生命保険を勧められました。

元々興味のあった所に貯蓄・節税まで出来るとなれば『正に渡りに船』購入を決めるのに要した時間は長くありませんでした。

その中でもネットで情報は搔き集めてはいましたが・・・この時点では満期返戻時の利率を営業されているトリックに気付く事は出来ませんでした。※積立保険を推奨している訳ではありません。正直なところ今では資産形成と保険は別の方がパフォーマンスは高いと考えています。

しかしこの強制力を持った積立という概念に出会えた事自体が人生を変えたと言っても過言では無いでしょう。

③用途で分ける通帳を作成し、④先取りの資金移動、⑤すぐに使えない金融資産への変換

積立保険の契約をする際の条件として信用金庫での口座開設とその口座での引き落としが自動化されようになりました。

入金を忘れるのも困るので1年分をまとめて新設した口座に入金する先取りの習慣がこれにより付きました。

加えて大きい金額では無いものの現金以外での形【金融資産に変換されていく=現金の様には容易に使えない】で初めて金融資産を持つに至る。

ここで資産形成の原点がようやく形作られてくる事になります。



⑥予算を決めて資金移動をすれば浪費が激減

ある程度の金額を入金しようと考えると、月々の予算が自然と決まり、資金を先に移動してしまうので浪費は驚くほどに減ります。浪費しようにも浪費しようがない状況を作り出す事が出来たからです。

貯める事が出来たら次のステップ

貯蓄型の生命保険を契約して1年経ち徐々に積み上げられる楽しさが分かってきます。そんな時に同じ信金より積立NISAを勧められました。

積立保険とは違いまだ制度が始まる前だったので、元本割れのリスクがある資産の購入は初めてとなりましたが、この時は最悪評価が0円になっても破滅しない範囲とある意味割り切っての決断となりました。

ここは今と考え方がだいぶ違っており、どちらかと言えば投資というよりは投機に近い感覚でしょうか?下調べ等は不足だったと今でも思います。

積立NISAも積立保険と同じ口座より引き落とされるので、先取りする仕組みは変わりません。金額が大きくなり現金以外での金融資産の割合が加速度的に増えるようになりました。

資産を築きたければ意識改革が必要!

上記で書いているのはあくまでも私自身で振り返ったもので、私にだけ適しているものかもしれません。確実に言えるのは資産を築けない人間はどこかで意識改革をしないと例え収入が増えたとしても資産に変換する事は出来ないという事実です。

貯金ゼロで不安を感じている人なら少なからずお金に関心がある人だと思います。現代はネットで資産形成の在り方を調べるも良し、給料明細をきちんと読み込むも良し。

 とにかく行動に移して行けば自分にあった手法を見つけられます。浪費家の私でも確実に資産を加させる事が出来るぐらいです。
『出来ない理由を探すのでは無く、可能な事をやっていく』これに尽きるかと思います。

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