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【銘柄考察】高配当日本株【8697】日本取引所グループ【2024年本決算】次期減益予想

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【8697】日本取引所グループ【2024年本決算】 ※2024年4月30日時点考察

日本取引所グループは2013年の発足。東証、大阪取引所、東京商品取引所を傘下に収める国内で唯一の総合取引所グループ。

・2024年3月期の売上高は14.1%増の1,528億7,100万円、当期利益は31.2%増の608億2,200万円で着地。
・2024年の配当予想は29円の減配予定となっています。
※特別配当分の減配を含みます

2024年4月発表時点で
2024年の予想配当金は91円➡62円の減配予定となっています。
考察時点での配当利回りは1.63%



配当の部

配当はかなり不安定な状況が続いています。利益が出れば還元してくる面もあります。株主優待の廃止を公表しており、廃止以後は配当金等での株主還元にも言及していますので、実際にどのような配当方針になるかには注視しています。

業績の部

※予想に関しては現在値と出ている予想を基に計算・算出しています

2024年3月期は増収・増益で着地。現物の売買代金やデリバティブの取引高が前年同期を上回った事が業績の伸びに繋がっています。次期は減収・減益での予想となっています。



財務の部

取引所という特殊な業態ですので、資産は多額の清算引受資産・負債及び預託金等で構成されており、この為自己資本比率は非常に低い水準での計上となっています。

CFの部

営業CFは黒字での推移を維持しています。現金等も積みあがりつつあります。

過去10年のチャート

※日経スマートチャートプラスより転載

2年程前は2000円を切る水準にありましたが、好調な業績を受けて株価は上昇しています。

すこやか株の方針

保有銘柄の一つとなります。大きく下落していた際に仕込めており、株主優待のクオカードを楽しみにしていましたが、優待は今後廃止予定となってしまいました。優待廃止後は配当重視の方針を公表しているので、今後の動向を注視したいと思います。

※データの数値は各所サイト様やIR情報を参考に銘柄考察時点でまとめたものになります。参照間違い,自前での表計算上の切り上げ、切り下げを行っておりますので差異等があります。数値の参考、また投資の参考にされる場合は自己責任でお願い致します。

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