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【銘柄考察】高配当日本株【5201】AGC【2022年本決算】赤字転落!

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【5201】AGC【2022年本決算】赤字転落! ※2023年2月10日時点考察

AGCは1950年の設立。ディスプレイ・建築・自動車のガラス製品で世界的な企業。アジアで化学品事業を拡大。

・2022年12月期の売上高は19.9%増の2兆358億円、当期純利益は赤字転落の▲31億円で着地。
・2023年の配当予想は維持予定となっています。
※原材料高騰、為替の影響、そしてロシアにおける事業での特別損失
▲1,262億を減損損失として計上。

2023年2月発表時点で
2023年の予想配当金は維持予定となっています。
考察時点での配当利回りは4.27%



配当の部

去年は大幅な増配となっていましたが、一転して赤字転落。EPSもマイナスとなってしまっています。

業績の部

※予想に関しては現在値と出ている予想を基に計算・算出しています

昨年の大幅な増収・増益から一転し赤字転落となっています。主な理由としては原材料高騰、コロナによる景気減速、為替、そしてロシアによるウクライナ侵攻の影響による特別損失が大きなマイナス要因として利益を大きく押し下げる事となりました。



財務の部

自己資本比率は49%台、有利子負債比率は1桁台と財務上は特に問題は無さそうです。

CFの部

営業CFは黒字の維持を継続。純利益は赤字転落となりましたが、この辺りの指標はしっかりとした数字を残しています。

過去10年のチャート

※日経スマートチャートプラスより転載

コロナショック時には2,600円まで急落。その後は業績の復調に併せて大きく株価を伸ばしていましたが、現在は下落基調にあります。

すこやか株の方針

外部要因による影響が大きい銘柄でしたが、2022年は大いに影響を受けた年となりました。正直赤字転落は意外でしたが、2023年12月は配当の維持も予定としては出しているので、業績への影響は一時的なものに留まる可能性もありそうです。個人的には現在の株価であれば購入は検討していません。

※データの数値は各所サイト様やIR情報を参考に銘柄考察時点でまとめたものになります。参照間違い,自前での表計算上の切り上げ、切り下げを行っておりますので差異等があります。数値の参考、また投資の参考にされる場合は自己責任でお願い致します。

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